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トレチノインとハイドロキノンは併用するとどうなるか

きれいな目とまつげ

近年、日本国内でもハイドロキノンの入った化粧品類をよく見かけるようになりました。
以前であれば、薬事法の規制によって日本では化粧品類に入れることは禁止されていました。
しかし薬事法の緩和によって今日では一般化粧品類に入れても良いことになり、病院に行かなくても手軽にハイドロキノンを試せるようになったのです。
ハイドロキノンは、同様の効果があるとされるコウジ酸やアルブチンに比べて100倍ほどの高い効果があるため、とても人気がある成分でもあります。

ハイドロキノンを使用する時には、トレチノインを併用するという使い方をされることも多いものです。
とくに、病院で処方されるときには、ハイドロキノンだけを希望していてもトレチノイン治療も一緒にすすめられることがあります。
ハイドロキノンは肌の漂泊作用があるのですが、より効果を高めるためにトレチノインをプラスすることは欠かせません。

トレチノインは、肌の細胞のターンオーバーを早めてくれる効果があります。
ビタミンA誘導体の一種となりますが、ビタミンAよりも50から100倍もの効果を発揮します。
トレチノインを塗った部分の肌の表皮は細胞が活発に増殖することになり、古くなった皮膚が押し上げられることになります。
その下からはきれいな皮膚が早く顔を出すことになり、ダメージを受けた肌も早く新しくすることができます。

トレチノインとハイドロキノンの正しい使用方法としては、一日一回寝る前に肌に直接塗ることになります。
屋外に出て太陽の光を浴びてしまうと逆効果となってしまうので、夜に塗ったら朝にはしっかりと洗顔で落とします。
最初にトレチノインを塗りますが、広範囲に伸ばさずに気になる部分だけに的を絞ってはみ出さないように塗っていきます。
トレチノインが乾燥したら、その上から重ねるようにしてハイドロキノンを塗ります。
この併用によって、ハイドロキノンだけで利用するよりも早い段階で効果を得ることができるのです。

トレチノイン使用時の注意とは

トレチノインはとても効果的な成分ですが、使用する際に注意することがあります。
常温で保存してしまうと酸化してしまうので必ず冷蔵庫で保管してください。
トレチノインだけではなくハイドロキノンも同じです。
どちらも酸化すると変色してしまい、トレチノインは緑色に、ハイドロキノンは茶色になります。

トレチノインはハイドロキノンと併用するとより効果的ですが、皮膚がむけてくることがあります。
自分でむきたくなるかもしれませんが、自然に剥がれ落ちるまでそのままにします。
これは肌のターンオーバーが正常になっている証拠なので無理やり皮膚を剥がしてはいけません。

皮膚がむけている状態の時は医師の指示通りにオイルや保湿液などを使います。
肌の角質層が剥がれていますから、特に保湿が重要です。

ハイドロキノンもトレチノインもどちらも紫外線に弱いので、基本的には夜だけの使用が考えられますが、朝や昼に使用する場合は太陽の光の影響が出ないようにしなくてはなりません。
日焼け止めやUVカット効果のある化粧品を使うと紫外線を浴びても影響が出なくなります。
日焼け止めやUVカット効果のある化粧品は汗などで流れ落ちてしまうので、頻繁に塗りなおさなくてはなりません。
紫外線を浴びるとかえって逆効果となる可能性が高いので、SPFなどの数値が高かったとしてもこまめに塗り直しましょう。

使用している時に肌の異変を感じた場合はすぐに使用を中止してください。
また、1週間経っても変化が見られない場合は肌に合っていない可能性があります。
トレチノインとハイドロキノンを併用しても必ずしも効果が出るとは限りません。
即効性がある成分ですから、効果がすぐに出ない場合は使用を続けないようにしましょう。